元素騎士オンラインをプレイするうえで欠かせない通貨「MVトークン」について解説します。
もくじ
元素騎士オンライン MVトークンの基本情報
MVの基本情報 | ||
---|---|---|
規格 | Polygon(ERC-20) | |
通貨名 | Metaverse | |
シンボルネーム | MV | |
総発行数 | 2000000000(20億) |
2022年2月7日。公式サイトにてMVステーキング機能が公開されましたが、その時点ではPolygonのみが利用できる機能となっていた為、MV(ERC-20)の流通は延期されました。それゆえ、2022月2月中旬時点ではMV(Polygon)のみが流通しています。
元素騎士オンラインのMVトークンとは?
元素騎士オンラインのMVトークンとは、
ゲームがメタバースを構成するためにゲーム外で使う通貨です。
………
と思われた人も多いと思いますので、もう少しわかりやすく説明します。
まずはこちらの図をご覧ください↓
元素騎士オンラインには、
- ゲーム内で使う通貨「ROND」
- ゲーム外で使う通貨「MV」
の2つがあります。
つまり、
- ゲーム内で装備品やアイテムを購入するのに必要な通貨がROND(ゲーム内通貨)
- ゲーム外でゲームを有利に進めるのに必要なアイテムを買ったり、ゲームの土地を購入したりするのに必要な通貨がMV(ゲーム外通貨)
というわけです。
このとき…
なんでわざわざ通貨を分ける必要があるの?
と思われた人もいるかもしれませんが、
これはゲーム内外で通貨を分けていたほうがゲームの運営をしやすいからです。
一緒にすると…管理が難しくなるの?
ゲーム経済とのバランス取りが途端に難しくなるイメージだね
MVトークンでは何ができるの?使い道は?
では、そんなMVトークンを持っていると何ができるのかを解説します。
公式サイトの情報より、MVトークンでは以下の使い道があると発表されています。
- オシャレ装備を割安で買える機能
- オシャレ装備をパワーアップする権利
- MV専用アイテムを買える機能
- 本ゲームの方針を決めることができる投票権
- MV をステークする機能
- クローズドα・βテストに参加する権利※
- オシャレ装備を作成して提供できる権利※
- LAND、モンスター、NPC を制作する権利を割安で購入できる権利
- ゲーム内トレードの際に使う手数料
※MVを一定以上ステーキングする必要あり
オシャレ装備を割安で買える機能
オシャレ装備を格安で買える機能と言われても、あまりピンとこないと思います。
僕もわかりませんでした。
ですが、2022年2月11日に行われたイベントのなかで、その内容が少しだけ見えてきました。
「オシャレ装備を格安で買える」というのは、
今後、以前に行われたホワイトリストキャンペーンのようなものが再び行われ、当選者には「オシャレ装備を格安で買える権利」が与えられるというわけです。
このとき、
ホワイトリストキャンペーンってなに?
と思われた人もいると思います。
元素騎士オンラインのプロジェクトが始まったばかりの初期の頃、「MVを格安で買える権利が当選するキャンペーン」といった企画があり、応募して当選すればMVを格安で買うことができました。
そのときの当選者リストのことをホワイトリスト、その一連のキャンペンーンのことをホワイトリストキャンペーンと言います。
まだ未確定ではありますが、
今後、オシャレ装備を報酬としたホワイトリストキャンペーンが行われる可能性があります。
ちなみに…
ホワイトリストキャンペーンの「格安」は破格に安いと思っておいてください。
僕は3回応募しましたが、すべて外れました。
本当にお得なキャンペンーンだったので悔やみきれないです。
そんなに安く買うことができたの?
WLでは「1MV=$0.019」で買うことができたね…破格すぎる
オシャレ装備をパワーアップする権利
これはゲームの仕様が発表されないと具体的に解説することはできないのですが、
元素騎士オンラインではオシャレ装備をパワーアップして強化することができます。
これは元素騎士オンラインの前作「エレメンタルナイツR」でも実装されていた機能であり、オシャレ装備をパワーアップさせることでステータスをアップさせ、ゲームを有利に進めることができました。
MVを持っていると、そんなパワーアップ機能を使えるというわけです。
ただ、
このパワーアップする機能というのが、
- MVを持っていると開放される機能
- MVを消費してパワーアップを行える
のどちらかは現時点ではわかりません。
仮に後者であった場合は…まずいですね。
MVも安くありませんので、かなりマゾいゲームである可能性があります。
MV…減ったら嫌じゃない?
でも…ゲーム仕様によっては強化せざるを得ないかも?
MV専用アイテムを買える機能
これもゲーム仕様の発表待ちとなりますが、現時点での情報では…
元素騎士オンラインではルートボックスのような機能が実装され、プレイヤーはMVを消費することでルートボックスのアイテムを手に入れることができます。
ちなみに、
日本ではルートボックスのことをガチャと言います。
ルートボックスは知らないけどガチャならわかる!
どちらも同じことなのでガチャの認識でOKだね
現時点ではルートボックスの仕様はわからないですが、
リアルマネーの絡むルートボックス機能は色々とセンシティブな問題を抱えているため、このあたりの調整結果はどこかで発表されると思います。
本ゲームの方針を決めることができる投票権
これも具体的な情報はまだ出ていないですが、
元素騎士オンラインではMVを持っているとゲームの方向性を決めることができます。
これについて、2022年2月10日。
ゲームの方向性を決めるということに対して、イメージのわきやすい出来事がありました。
その出来事が起こったのは、2022年2月10日より開催された第1回NFTオークションの最中です。
詳しい内容は省略しますが、
このオークションにおいては当初、落札システムに対してユーザーからかなりの不満がわきあがり問題となりました。
それに対して、元素騎士オンラインCEOのMaxi氏がDiscord内でユーザーに対してアンケートを行い、どのような変更が望ましいかをユーザーに問いました。
結果、ユーザーによって選ばれたシステムに落札システムが変更されたのです。
もちろん、「落札システムの変更」と「ゲームの方針を決める」というのは別物ではありますが、ゲームの方向性をユーザーで決めるといったイメージがわいてきた出来事でした。
日本の会社だと…ありえないスピード感だね
日本だと…問題提起の議論だけでオークション期間が終わりそう
MV をステークする機能
元素騎士オンラインでは、MVをステーキングすることで、ゲーム内通貨であるRONDを報酬としてもらうことができます。
イメージとしては「銀行にお金を預けると利子がつく」のと同じです。
MVを公式にステーキングするとゲーム通貨のRONDが増えていきます。
公式ステーキングでは日本語に対応したDapp(ブロックチェーンを扱うアプリみたいなもの)が用意されていますので、預入れしたMVと報酬で溜まっていくRONDとが一目でわかります。
RONDはリアルタイムで溜まっていきますので、ちょっとみていて楽しいです。
5分前よりもRONDが増えている…みたいな?
そんな感じだね。増えていくのが目に見えてわかるのは嬉しい仕様
クローズドα・βテストに参加する権利
元素騎士オンラインは2022月5月にクローズドαテスト、6月にクローズドβテストが行われます。
クローズド…α…なにそれ?
クローズドテストというのは試用テストのことです。
クローズドですので一般公開されることはなく、限られたテスターのみがゲームをプレイすることができます。
そしてゲーム開発陣は、そのデータをもとにゲームの修正や改善を行います。
αとβの違いは、単にバージョン的なものと思っておいてください。
αで大まかな問題点を把握し、βではその修正結果を検証するというわけです。
よくわからないけど…2回チェックするって認識で合ってる?
プレイヤー側としては2回チェックの認識で大丈夫だよ
MVを保有していると、それらのクローズドα・βテストに参加することができます。
ただしこれには条件がありまして、MVを一定以上ステーキングしているプレイヤーが対象になります。
現時点の情報では、
- 22000MV以上をステーキングしているプレイヤーには権利を確約
- 22000MV未満の人でも人数次第では参加可能
となっています。
また、どこかのAMAイベントでは「Discordなどのコミュニティにおける活躍・貢献度によっては権利付与を検討する可能性がある」とも言ってましたので、22000MV未満であっても何らかの救済措置が取られる可能性は高いです。
参加人数に関しては公式では明言されていないですが、各イベント内では「αβテストは約5000人程度を考えている」と発言されています。
22000MV以上の人って…5000人もいるの?
現在のステーキング総額から考えると…5000人はいないね
オシャレ装備を作成して提供できる権利
元素騎士オンラインでは、プレイヤー自身がオシャレ装備を作成して提供できる機能があります。
これはUGC(User Generated Contents)と呼ばれており、元素騎士オンラインの魅力の1つです。
おそらく、
クリエイターさんの中にはUGC狙いで元素騎士オンラインに参加する人もいるでしょう。
ですがこのUGC機能は、一定上のMVをステーキングしているプレイヤーのみが使うことのできる機能なのです。
加えて、現時点では具体的なステーキング量は公開されていません。
UGC機能の搭載はゲームのローンチ後に計画されているため、詳細が明かされるのは少し先になると思われます。
ただし、
少しだけ情報は公開されており、UGC装備を制作する流れは次の通りとなっています。
1.運営にユーザーがオシャレ装備の元データを投稿、この際にオシャレ装備のパラメータはランダムに決定されます。
ただし、希望があればMVを使用することで強化できるパラメーターを保証できます。
2.運営がオシャレ装備をチェック、問題がなければパラメーターを付与。
3.運営がデータをNFT化し、ユーザーに返却して完了。
気になる点は、MVを使用することで希望するパラメーターが保証される点です。
オシャレ装備におけるパラメーターというのはデザインに匹敵するほどの最重要項目です。
ですので、神パラメーターのオシャレ装備は需要が高く、重宝される可能性が高いと思われます。
このあたり、クリエイターさん達はプレイヤーとは違う悩みをかかえそうですね。
あの人のUGCは神パラメーターが多い…とか言われるのかな?
このあたりは、まずは詳細情報が出てからかな
LAND、モンスター、NPC を制作する権利を割安で購入できる権利
元素騎士オンラインではオシャレ装備のUGCと同様に、ランド(土地)に対してもUGCを行うことができます。
現在の予定では、第1回のランドNFTオークションは2022年10月が予定されており、オークション形式でランドが販売されます。
またこのとき、
オークションに参加するためには一定以上のMVをステーキングしておく必要があります。
この点に関しては、ゲームのローンチが8月であるため、ゲーム開始からのMV保有量に注意しておく必要があります。
他のコンテンツにてMVを消費しすぎたあまり、ランドNFTオークションへの参加権利が得られなかった、なんて事態になりかねません。
また、オシャレ装備と同じく、ランドに関しても制作の流れが公開されています。
1.ランド所有者が開発環境でマップを作って運営に申請する。
2.運営がランドをチェック、問題があればユーザーに申請を返却し、なければランドを公開する。
ちなみに、
ユーザーが制作するランドに関しては、ゲーム本来のマップとは別のワールドに配置されます。
そのため、
ゲームのストーリーを進めるうえでユーザーオリジナルのマップに迷い込むことはありません。
これはゲームの世界観を保証する目的もあります。
また、ランドは1ワールド内に2000×2000の区画が存在します。
オークションで販売されるランドの区画はわかりませんが、とりあえずかなり広大なエリアがユーザーによって制作されそうです。
MVを持っていると色々と可能性が広がりますね。
2000×2000って…400万エリアが存在するってこと?
マップをめぐるだけで1年ぐらいかかりそう…
ゲーム内トレードの際に使う手数料
元素騎士オンラインの醍醐味の1つは、なんといってもNFTトレードによるマネタイズだと思います。
それゆえ、ユーザー同士で有益なアイテムをトレードすることも多いでしょう。
そんなときの手数料としてMVが必要になってきます。
また現時点では、ゲーム内でトレードできるアイテムは次の通りです。
- ベース装備
- オシャレ装備NFT
- ROND
- MV専用の購入アイテム
- その他のゲーム内アイテム
MVやランドはゲーム内ではトレードできないのでご注意ください。
また、トレードを行った際、運営への管理費用として10%の手数料がかかります。
10%は結構大きな負担になりますので、このあたりはゲーム内で商売をするときに気にしておきたいポイントですね。
まとめ:元素騎士オンラインにてMVは最も重要なトークン
以上、元素騎士オンラインにおけるMVトークンについてまとめました。
とりあえずいえることは、
元素騎士オンラインにてMVは最も重要なトークンであるということです。
これは公式ホームページにも同じことが書かれていまして、次のようなことが書かれています。
本ゲームのもっとも重要なトークンです。MV は Metaverse 略です。
MV は、主に本ゲームがメタバースを構成するためにゲーム外で使う通貨です。
ROND はゲーム内バランスによって価格が暴落することがあり得ますが、
MV は ROND の影響を受けないように別で設計しています。
(元素騎士オンライン 公式ホワイトペーパーより)
つまりは、
何に投資したらよいかわからなくなったら、とりあえずはMVを買っておけば良いというわけです。
もちろん、MVには為替変動リスクなどもありますので、そう安々と買えるものではありませんが、それでもゲーム内において重要なトークンなのは間違いありません。
今回の記事でMVに対する理解が深まり、ゲームに対する興味を持っていただければ幸いです。
私たちって…合計いくつのMVを持っていたっけ?
全部を合わせたら約33000MVだね。割とガチ勢だと思うよ
ごめん…なにいってるのか全然わからないんだけど