ネットゲームを長期間プレイしていると、ふと固定に誘われることってありますよね。
固定へのお誘い。
ずっと野良でプレイしている人にとっては心がときめきますよね。
え?固定?マジで!?…いいの!?
かくいう僕も、はじめて固定に誘われたときはテンションがダダ上がりでした。
なんというか…
自分の実力を認めてもらえたというか、大げさにいえば存在を認めてもらえた気がするのです。
加えて、固定に入ってプレイしてみると、また野良とは違った楽しみかたに気づきます。
固定に入った直後は…楽しいんですよね。
………
ですが、悲しいことに…
固定に入ってしばらく経ったとき、
この固定は合わないな…と感じる人もいると思います。
もちろん、理由はさまざまです。
- 固定の活動方針が合わない
- ゲームの進行度や実力差に不満
- どうしても苦手な人がいる
- 野良と違って拘束される感が嫌
- なんとなく…固定に飽きた
固定を抜けたいと思う理由はさまざまですが…
一度でもこう思ってしまうと、固定に参加するのが徐々に苦痛になってきます。
惰性とでもいいましょうか…
自分の本心を隠しつつ、表面的につきあっている感覚になるからです。
それはまるで、本心では心が離れているのにダラダラと付き合っているカップルのようなものです。
………
結構、精神的にきますよね。
今回は、そんな固定を抜けたいけど踏ん切りがつかない人に向けて、僕の経験上、こんな感じにすればどうでしょう?といったアドバイスをしたいと思います。
ネトゲの固定を抜けたいと思っている人は、何らかの参考にしていただければ幸いです。
なんか…ゲームなのに大変だね
固定に参加するほどのゲームだと…もはや生活の一部だからね
もくじ
ネトゲの固定から抜けたいときにすべきこと
それでは、ネトゲの固定から抜けたいときにすべきことをご紹介します。
もちろん、すべての人にあてはまるわけではありませんので、フワッと参考にしてください。
抜けかた①:辞める期間を伝えて活動に参加する
一番無難に固定を抜けられる方法は、
いついつまでに辞めるとリーダーに相談し、それまでは固定に参加する方法です。
こんなことを聞くと…
まるで…会社を辞めるときみたいじゃん!
と思われるかもしれませんが、その通りです。
ネトゲの固定というのは、もはや会社と変わらないのです。
決まった時間に活動し、成果を上げ、失敗した場合は改善策を検討する。
やっていることはサラリーマンとなんら変わりません。
それゆえ、固定を抜けるというのは会社を辞めるのと同じようにしたら良いのです。
もちろん、なかには突如として辞める人もいるでしょう。
固定を抜けたいんでー…今日で終わりにしまっす!
FPSなどのシューティング系のゲームだと、突然固定を辞めても特に問題はありません。
次に出会ったときはお互いに撃ち合う敵になるからです。
ですが、MMORPGなどのゲームにおいては、なんというか…
変な抜けかたをすると気まずいんです(笑)
同じサーバーだと街中ですれ違うこともありますし、固定メンバーが野良に参加しているときに出会うこともあるでしょう。
そういったときに気にならない人なら問題ないのですが、少しでも気にしてしまうのなら…
無難に期間を決めてから辞めるのをおすすめします。
立つ鳥跡を濁さずというやつですね。
組織や場を立ち去るものは、見苦しくならないようきれいに始末をしてから行くべきということわざ。ネットゲームの固定における意味合いでは、固定に迷惑をかけずに抜けるべきという戒めである。
抜けかた②:リアルが忙しいと伝えて抜ける
これは①とも重複するところもありますが、固定を抜けるときにはリアルを言い訳にするのが方便です。
なかには本当に忙しくて固定を抜ける人もいるとは思いますが、察しの良い人ならば…
きっとわかってくれます。
この手の言い訳はネトゲ界隈では古典的な手法とされており、かなり昔から多用されています。
リアルが鬼忙しくなったので今週で最後にします…
固定を抜けてから2日ぐらいは喪に服しますが、その後はケロリと復帰します。
理由を問われたら…
なんとか復帰できてますが…いまだ不安定な状態です
とでも言っておけば良いのです。
それでもしつこく固定に呼ばれたときは…
ちょっとしばらくは野良でやろうと思います
で押し切ります。
固定を抜けてしまえばもう関係ありません、堂々としましょう(笑)
ちなみに、この手の手法には色々と派生形があります。
たとえば、FPSで参加しているチームやMMORPGのパーティーから抜けたいときは…
ちょっとフレに呼ばれたので抜けますね…
というのがお約束です。
以前、FPS系のゲームにおいて、フレに呼ばれて抜けた人と次戦でマッチしたことがありました(笑)
きっとフレと一緒に戦っているんだろうと生暖かい目で撃ちまくりました。
MMORPG系のゲームにおいても、フレに呼ばれた人と一緒のタイミングでパーティーを抜けて別パーティーに参加すると、その抜けた人も一緒に入ってきました。
ゲームにおける「フレに呼ばれたので抜ける」というのは「この糞パーティー(チーム)でなんてやってられるか」を暗にほのめかしている場合が多いのです。
本当にフレに呼ばれた人はどうなるの?
個人的な経験だと…誤解を与えてしまうケースが多いね…
抜けかた③:何も考えずにサッパリと抜ける
これは①の抜けかたと真逆に聞こえるかもしれませんが、普通に何も考えずに抜けても良いのです。
①では、固定とはサラリーマンと同じと解説しましたが…
所詮はゲームです。
サラリーマンとは違い、別に組織に属しているわけでもなければ給料をもらっているわけでもないのです。
仮にサラリーマンから給料を取り上げたら、何人が無給で会社に残るでしょうか。
おそらく、ほとんどの人が好きな道に向かって歩みだしますよね。
会社が無給になったら…即辞めするわ(笑)
おもしろいので3日ぐらい周りを観察するために出社するかも(笑)
固定もそれと同じです。
攻略を容易にしたいとか、難関コンテンツを攻略したいから固定に参加するのです。
ですので、それが達成できないのであれば固定の意味がありません。
即抜けで安定です。
街中で出会ったら気まずい?野良で会ったら気まずい?
知らねーよ!という話です(笑)
よくわかんないけど…だまされた的な?
聞いてた話とは違うことが稀によくある
抜けかた④:最初からお試しで参加しておく
これは何も考えずに固定に入ってからでは遅いので、通常の抜けかたではないかもしれません。
ただ、これから固定に参加する人には何らかの参考になるかもしれません。
ネトゲの固定というのは玉石混淆です。
優れたものとつまらないものとが入り混じっていること。ネトゲの固定においては、雰囲気や実力が優良な固定もあれば、実力もなくギスギスした固定もあり、固定間の差がすさまじいことを揶揄している。
良い固定というのは雰囲気も安定しており、それでいて実力も相応であることが多いです。
対して、悪い固定というのは実力も雰囲気も悪い場合が多く、なぜこんなに悪いんだろうと疑問に感じてきます。
ネトゲの固定というのは、それほどまでに固定間の質に差があるのです。
あと…
これはサラリーマンの転職でも言えることなのですが、基本的に補充を募集しているところには何かあります(笑)
優良固定であれば、なかなかメンバーが抜けることが少ないからです。
その抜けた誰かは何らかの原因があって抜けたわけであって、円満退職(脱退?)であるとは限らないのです。
そういった不安のタネを少しでも除くベストな方法。
それは…
お試しで固定に参加するという手法です。
ある程度の実力のある人ならば、固定で参加してしばらくすると良し悪しを判断できます。
良い固定なら優れた点に多々気づくでしょうし、悪い固定ならば…
(あ…これダメなやつだわ…
と察します。
それゆえ、お試しのような形で固定に参加して、気に入れば参加すれば良いのです。
このとき、「お試し」という言葉を使いたくなければ…
今週は時間が取れるので一緒に行きませんか?
と期限を区切って参加しましょう。
その後、関わりたくないと思った場合は、フレに呼ばれたことにすれば良いのです(笑)
お試し参加が禁止の固定とかってあるの?
あるよ…僕は絶対に参加しない(笑)
抜けかた⑤:短期的に引退宣言をする
これも少し特殊な抜けかたからもしれませんが、スッパリと固定から抜けるには手っ取り早い方法です。
②のようなリアルが忙しいなどを理由にすると、固定によっては変に合わせてこられる場合があるのです。
私たち、がんばって合わせるから気にしないで!
そんなふうに変に合わせてこられると、固定を抜けにくくなるだけでなく義理まで科せられて面倒になってきます。
そんな場合は…
引退宣言をして固定を抜けるのが手っ取り早いです。
あるいは休止宣言をしても良いでしょう。
ちょっとしばらく休止しようと思います
この手法を使う場合、たいていはねちっこくて抜けにくい固定がほとんどだと思いますので、実際に数週間ぐらいは休止してみるのも良いでしょう。
あるいは、誰にも知られていないサブ垢でもプレイしながら気分転換します。
ゲームの固定を抜けるだけなのに…そこまでするの?
と思われるかもしれませんが、変な固定に巻き込まれたときにはあり得ます。
実際…
ねちっこい固定って抜けにくいんですよ…。
ねちっこいわりに…敵対すると恐ろしく陰湿だったりするので、そういった固定に入ったしまったときには本当に引退したくなります(笑)
なんか…ストーカー的なアレだね
ガチの粘着をされたら…マジでガクブルだよ
所詮はゲームであるという根本を忘れないでおこう
ここまでの話を聞いたとき、
おそらくゲームをしない一般人には…何をいっているのか意味不明だったと思います。
たかがゲームの集まりごときで…。
と思われた人も多いでしょう。
その指摘はごもっともです。
正直なところ…
なんだかんだ言ったところで所詮はゲームなのです。
このこと、とてもあたりまえではあるのですが、ゲームにのめり込んでしまうと忘れてしまうんですよね。
なんというか…
のめり込んだゲームが生活の一部になってしまい、生活の優先度がめちゃくちゃになってしまうのです。
だって考えてみてください。
ゲームの固定に悩みすぎてリアルの生活に支障が出てきました…なんて…
どうかんがえても普通ではありません。
もしもゲームでの固定の悩みがリアルに影響を及ぼしてきたと自覚したときには、所詮はゲームでの出来事という根本を思い出してみてください。
以上、僕の体験談よりゲームでの固定を抜ける方法をご紹介しました。
固定から抜けたい…一刻も早く抜けたい!
と思っている人にとって、何らかの参考になれば幸いです。
なんか…ゲームガチ勢の世界を垣間見た気がする
ゲームをしない人からすれば…異様な世界かも(笑)
もしよければ僕たちの固定に入りませんか?